何年か前から冬の乳頭温泉でゆっくりしてみたいと思っていた。
やっとその機会をえた。
秋田新幹線で田沢湖駅まで行き、乳頭温泉行きのバスに乗る。
がらがらかと思っていたバスはけっこう混んでいた。
田沢湖駅を出るとしばらくは、近郊の路線バスとしてあちこちにバス停があるが、乗り降りする人はほぼいない。
田沢湖畔から先は観光路線バスとなり、温泉地やスキー場をまわりながら走り、終点は乳頭温泉郷・蟹場温泉である。
休暇村乳頭温泉に泊まり、湯めぐり帖を手に入れて妙乃湯、大釜温泉、蟹場温泉、鶴の湯温泉をまわる。
黒湯温泉は冬期間、孫六温泉は改修中のお休みである。
鶴の湯温泉は少しはなれているが、循環バスの湯巡り号を利用することができる。
雪の中の鶴の湯のたたずまいは趣があり、おとずれたかいがあった。
学生のような若い方や、外国の方、人は意外に多かった。