秋田空港からぶらり旅(2026年4月)

1日目: 13時前に秋田空港に到着。レンタカーを借りて乳頭温泉の休暇村乳頭温泉へ向かう。途中の協和道の駅で休憩。地味ではあるが、ゲートボール施設なども充実しているようで地元の方の利用が多そうだ。道の駅の売店は地元の方が作ったお昼ご飯になりそうなものが充実している。稲庭うどんを食べたこともあるが、今回は夕食の時間を考えてパス。角館はバイパスで抜けて乳頭温泉へ向かう。

途中で刺巻湿原のそばを通過する。数年前にミズバショウ祭りが開かれ賑わっている時に来たことがある。今年は春の訪れが早く、もう終わっているだろうとは思いながら寄ってみた。ミズバショウはほぼ終わりであったが、入り口にはまだ案内の人がいて、祭りの露店も残っていた。わずかなミズバショウとカタクリではあったが、春の訪れを感じることができた。

乳頭温泉の宿はいつも休暇村である。ひなびた温泉の雰囲気はないがゆったりと過ごせ、硫黄臭のある田沢湖高原の湯と乳頭の湯の2種類を楽しめる。それと、ブナ林に囲まれた露天風呂がいい。食事は地元の山菜なども採りいれ、比内鶏の卵かけご飯、きりたんぽ鍋など秋田の食を大事にしている。今回も楽しませてもらった。

2日目: 乳頭温泉から、田沢湖を抜けて矢津のカタクリを見に行き、角館の桜があれば見て、乳頭温泉に戻るつもりで出かけた。

田沢湖は何度か訪れているが、湖畔の北岸をまわるのは初めてであった。南岸は交通量も多く、店も人も多い印象だったが、北岸はゆったりしていた。しばらく走ると神社があり、御座石神社という名前にひかれて立ち寄った。快晴の田沢湖はキラキラと輝き、湖畔のモニュメントもかわいらしい。

神社は鳥居が湖に突き出すように置かれ、車道をはさんで山側に本殿がある。参拝するには茅の輪をくぐるのにルールがあり、入り口に参拝の仕方が掲示されていた。たつこ像にあやかり、美貌をかなえてくれる神社だそうだ。南岸の金色のたつこ像に比べて控えめな落ち着いたたつこ像である。

国道105号に出て、矢津のカタクリ園へ。ホームページからほぼ終わりであることは知っていたが、今朝のNHKのニュースでまだ見られるように報道していた。以前に満開を見たことがあり、もう一度味わいたく寄ってみた。数カ所まだ見所があると案内されたが、残念ながら最盛期は過ぎていた。今年の気候だから仕方がないと思う。残っていたカタクリを楽しんだ。

角館に向かった。桜は桧木内川沿いのソメイヨシノも、武家屋敷のしだれ桜も終わっていた。今年の気候では仕方がない。以前満開を見ているので、これもよしとしよう。しかし、角館の人気はすごい、桜はなくても祭りの露天は営業しており、たくさんの人たちが訪れていた。

稲庭うどんの本家、佐藤養助商店が角館に開いているふきやで昼食。結構混んでいたが稲庭うどんはおいしかった。お客さんも多かった。

15時くらいに乳頭温泉に戻り、七湯のうちのひとつ黒湯に入りに行った。乳頭温泉郷は名湯揃い。いずれも評価は高いが、好みはわかれる。私は湯巡り帳を買って2回ほどすべてをまわった。どのお風呂も良さがある。鶴の湯が名湯だというのはその通りだと思うが、ひとが多すぎてどうも。私が一番好きなのは黒湯。山の奥の風情、源泉掛け流しのこんこんと湧き出る湯、軽い硫黄の匂い、実に温泉らしい温泉だと思う。今回も訪ねた。そして満足。

3日目: 今夜の宿泊は網張温泉の休暇村である。今年の秋に運転免許証を返納する予定なので、レンタカーで動き回るのも今回が最後である。行ってみたいところで残っていた稲庭城を訪ねることにした。

以前、栗駒温泉から、湯沢へ向かっているときに山の上の小さなお城を見つけた。行ってみると稲庭城で、お城までスロープカーがあるが、その日は休みであった。その次に近くを通ったときもやはり休業日であり、いつか行ってみたいと思っていた。稲庭うどんの佐藤養助本店の近くでもある。源頼朝の頃からの由緒あるお城であるが、徳川の初めに戦いに敗れて焼失し、昭和になって再建されたお城であった。お城には様々な歴史的な展示がされていて、興味深かった。私にとってはスロープカーに乗ったことが忘れられない思い出となった。

稲庭城から、横手に戻り、山内の道の駅に寄っていぶりがっこと横手やきそばを買った。いぶりがっこの地元は横手のようであり、山内の道の駅では生産者の名前が入り成分表示もされたいぶりがっこが売られている。地元で開催される大会での入賞者も紹介されており、これらの情報を参考にしていぶりがっこを買った。何度か通っている、なんとなく好きな、ながーい西和賀町を経由して網張温泉に向かった。

休暇村網張温泉も人気である。昨年改修されて、テラスに面したレストランがつくられ、半個室風になったテーブルで、雄大な盛岡方面の平野を眺めながら食事を楽しめた。

4日目: 網張温泉でゆっくりしながら、明日は盛岡市内をぶらぶらしようか、遠野へ行こうか、松川温泉から八幡平へ上がってみようかなどと考えていると、妻が大谷翔平の出身地である奥州市の市役所に行くと大谷翔平コーナーがあり、実物大の手と握手できるという。いいアイデアだと思い、大谷のファンでもあるので行ってみることにした。

奥州市役所は水沢にあった。隣の庁舎に入ってしまったが、大谷昇平と握手できる場所というとすぐ教えてくれた。行って見ると現在の活躍の様子も更新され紹介されていたが、さすがに見ている人はほとんどいなかった。我々は握手をして、写真と動画を撮り、行った甲斐があった。

手の立体像を取った際の映像の一部

水沢からずっと雨だったが、小岩井農場にさしかかる頃には雨はあがった。農場の直売店でソフトクリームを食べたが、さすがに濃厚でおいしかった。インバウンドの方も含めて、たくさんの観光客が来ていた。農場のあたりは朝から散策のひとが多かった。どこへ行くのだろうかと思っていたが、一本桜の案内を見つけた。以前来たときは早すぎて桜は咲いていなかった。今回はちょっと遅かったが、まだ、咲き残っていてくれた。岩手山を背後にした桜はきれいだった。たくさんのひとが訪れていた。

岩手山を背景に、小岩井牧場の一本桜

5日目: 最終日、朝風呂を浴びて、ゆっくりと朝食。10時前に網張温泉を出て、秋田空港へ向かう。途中、角館の駅前の唐土庵本店に寄り生もろこしを買う。雨の中、協和の道の駅に寄って、今回の旅、最後の稲庭うどん。14時前、レンタカーを返却して旅を終えた。

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